ジャポカレー

ジャポカレー/ジャポカレー
早稲田大学そばにある、ちょっと薄汚れた定食屋風の店。大学そば、ということで、早稲田の名を冠した早稲田カレーとか、何故か東大とかほかの大学名のカレーまであって、まあ、結局八大学ある。それぞれ、トッピングが違うらしい。
で、俺は、普通にジャポカレーを頼んだ。大学とか関係ねえし。
ルーは結構粘度が高く、ご飯にもっさり乗っかっている感じ。一口食べる。あのねー、えー、良いじゃないか。玉ねぎやナスなどの野菜と豚肉の細切れが沢山入っているのだけど、野菜が煮崩れしていないところを見ると、直前に炒めて入れているのだろう。それとルーの味がとてもよく合う。ベースのスープが野菜系なのかな、とにかくとっても合う。
それから、肉。なんだろ、前述のとおり直前に焼いたものなので、ポークソテーの一口サイズがいっぱい入ってる感じ、とでも言ったらいいんだろうか。とにかくプリップリしている。しかも、これはこれで、旨いのだ。カレーの肉って、どれだけ柔らかいか勝負みたいなところがあると思っていたんだけど、うーん。ちょっと、見方が変わった。
カレーにおける肉の後入れは、カレーに肉の旨みが染みないのであまり好きではないのだけど、ここのカレーは、ハナっから、カレー単体で勝負せずに、炒め物とカレーの総合力で勝負しようとしているところがあるので、ええとねえ、例外的にアリだと思った。うん、アリだわー。