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Jam Films [DVD]

７人の監督による短編集。各作品が終わったあとのエンドロールではじめて監督の名前が出るので、「あー！　やっぱり！」みたいな楽しみ方ができるのが非常に良いね。
まあ、捨て作品は一つも無いんだけど、面白かったのをいくつか。

• JUSTICE

うん。ショートフィルムっぽい、大爆発ではない小爆発のような最後なんだけど、小爆発でも音が小気味いいのはさすがだなあ。オチ、とかそういうのを超えた、空気が好きです。こういうのもやるんだ、と、この監督の幅を感じた。

• けん玉

この監督は山崎まさよしが合うなあ。ザ・短編というか、こう、既知のセンスなんだけど本当に良い本当に良い作品。こういう、なんというか、平易な文体で面白い小説が書ける、みたいなね。

• ARITA

ぽい。ぽいよ。「リリイ・シュシュのすべて」にちょっと通じるところがある、こうなんか、よくわかんないものを回りから囲って輪郭をつけてく感じの。そういう描き方って、昔からあったのかな、この監督が編み出したのかな。ちょっと知らないんだけど、面白い。